それで、幸せになったのかい?

中高年が幸せになったって、いいじゃないか。そんな中高年の幸せの方法論を探していきます

2019-01-01から1年間の記事一覧

「タバタ式」は、人生の持久走にも効くのか?

ジムでのトレーニングに「タバタ式」を採用している。HIIT(High-intensity interval training)=高強度インターバルトレーニングの一種で、極めて短い時間で目ざましい運動効果があるという触れ込みのトレーニング方法だ。 なんてったってオリンピック選手…

「初島」 〜都会にいちばん近く、空っぽになれる島

先日、休暇を過ごしに「初島」に行ってきた。初「初島」である。 初島なんて聞いたこともないよ、という人もたくさんいると思うので、どんな島か簡単にまとめてみると、 静岡県熱海市に所在 江ノ島と同じくらいのとても小さい島(一周4km) 熱海からフェリー…

なぜ人間は、年をとると恥知らずになるのか?

年を取るにつれ、恥知らずな人が増えると思いませんか。この話は、鏡の自分を見るようなもんで、とても残念なことなのだけれど。 恥知らずな行動とは、例えば女子トイレがいっぱいだからと男子トイレに入ってきてしまうオバちゃんみたいなことですね。思うに…

中高年は、歯が命。

中高年にとって、口内の健康は一大事である。たぶん若い人が思うよりもはるかに。 まわりにはインプラントになってしまっている人もかなり多いし(必ずしも具合がよくなさそうだ)、口内の細菌が心臓や血管などに悪さをするという研究結果もあるようで、中高…

「柚子胡椒」で、爽やかなオッサンになる!

不覚でした。この調味料の奥深いに味わいに、どんな相手も引き立ててしまうマルチタレントぶりに、長い間気づけなかった。 初夏、浅草の「まるごとにっぽん」で仕入れて以来、いろんな食べ物に試してみているが、これにはちょっと合わないな、というものは今…

CASIO PX-770の使用レビュー 〜今でも私はこの商品を買うのか?

CASIOの電子ピアノPX-770を買って約10ヶ月が過ぎた。当時と同じ状況だったら、私は同じPX-770を買うだろうか。そういう視点でレビューしてみたい。 再度検証してみてわかったのは、当時と同じ状況だったら、8割がたにPX-770にするだろうということ。たぶんい…

棺桶に入れてもらうアルバム 14番目の月/荒井由実

八王子の実家に帰省したその帰り、バスで駅に向かう途中、窓の外にふと目をやると「荒井呉服店」が見えた。ユーミンの実家である。 彼女は、私を私にしてきたアーティストのひとり。私のiTunesの中には、彼女の曲が二番目に多い(一番はプリンス)。 1枚だけ…

”英雄”を好きになり、またすこし幸せになった

私はクラシック音楽ファンではない。はっきりと「ロック(ポピュラー?)の人」である。 だが、なぜか最近のお気に入りは、ショパンの”英雄”で、これを聴くと幸せな気分になれる。ちなみに”英雄”というのは通称で、正式な曲名は「ポロネーズ第6番変イ長調」…

お盆の電車で、身の毛もよだつ体験をした

仕事帰りの千代田線は、お盆のシーズンだけあってけっこう空いていた。 私が前に立った三席のシートには、女性が座っていた。年の頃は30代半ばか。ちょっとルーズなワンピース。日焼けで少し赤くなった肩が見えている。化粧っ気はあまりない。 マニュキュア…

ロボット掃除機ルーロ/パナソニック

我が家では、月水金がロボット掃除機「ルーロくん」の日である。 朝、家を出るのが一番遅い私が、座布団やクッション、洗濯物、コード類、カバンなど床の上を片付け、彼が入るべきでない所にはブロックをし、スイッチを押す。帰ってきて、ダストボックスを確…

それでも、アマゾンより楽天を選びたい

アマゾンは好きだけど、大嫌いだ。楽天はとても好きとはいえないけれど、それでもしっかりがんばって欲しい。 アマゾンはさすがの買いやすさである。顧客オリエンテッドを貫き通していて、絶えず使いやすさの革新を続けている。私の生活もアマゾンに素敵な感…

「目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】」(中野剛志)

自分の中の、経済の常識を組み替えなければならない。「奇跡の」と銘打っているように、読むと驚きの連続である。のっけのグラフ「20年間の経済成長率の各国比較」に打ちのめされる。このグラフが真実であるなら、日本にはとんでもない大間違いが起きていた…

「甲子園」は日本最大のカルトでしょう

夏の高校野球がどうも好きになれない。まわりに好きな人がたくさんいるので、いいにくいが、甲子園は日本最大のカルトだと思う。 なぜ、プロ野球は、真夏の炎天下で試合をしないのか。なぜプロ野球では、ピッチャーは登板間隔をちゃんと空けるのか。 答えは…

カシオの電子ピアノPriva PX-770を買った件 3

ピアノを購入するにあたり、中古という選択はない、と確信したところからのつづき。 なぜ中古がないかというと、いいものを入手するには、しっかり手間をかけるか、かなりのラッキーに恵まれるかのどっちかしかないだろうと思った次第。自分は運がいいほうだ…

カシオの電子ピアノPriva PX-770を買った件 2

「音レント」で電子ピアノのレンタルができる。レンタル後は、そのまま商品を購入することができる。継続できるようならピアノは買いたいから、このシステムはなかなかいい。レンタル期間はまずは6ヶ月見ておけばいいだろう。6ヶ月続いてたらそのまま続行だ…

カシオの電子ピアノPriva PX-770を買った件

ピアノの練習、朝は数分、基本的な運指練習を中心に。夜は、運指練習のちょっと凝ったやつと、曲の繰り返し練習を30分から1時間程度。かなりちゃんと練習しているので、「よく続いてるだろ」と妻に言ったら、「まだ何ヶ月もたってないのによく言うわ」と笑わ…

このフレンドリーさがいい「神立高原スキー場」

平日、休みを取って、妻と二人で神立高原スキー場に出かけた。スキーは今シーズン6日目。今シーズンのスキーはもうこれで終わりかなーと思いつつ。 神立高原は初めてなので、前の焼額山に習って、よいところ・残念なところをまとめておこう。 【ここがナイ…

「ビジネスマンの能力」とは何か 2

M&Aの大規模なカンファレンスで「スモールM&A」のセミナーを受けた。要は、個人(サラリーマン)が継ぎ手のいない中小規模企業のオーナー社長になる、というものである。 おもしろい、やってみたい、と強く思うのだが、やはり気になるのは、果たして自分にで…

志賀高原 焼額山スキー場

スキーが家族のレジャーとして、すっかり定着している。毎年、クリスマス頃に初滑りで3日ほど滑り、そのあと2月中旬あたり、息子の学校の休みで2日。最後、もうスキーも終わりという時期に日帰りで1日、みたいなのがだいたい毎年のパターンだ。 今シーズンの…

『Lemon』のこと

iTunesには、たぶん2000曲くらい入っている。一番新しい曲が『Lemon』(米津玄師、2018年)で、二番目に新しい曲は『明日も』(SHISHAMO、2017年)だ。音楽ファンとしてはほとんど終わってしまっているが、聴く曲が懐メロだけになっていないところは…

書店立ち読みトレーニング

フツーに説明する場合は「速読」と言ってますが、「フォーカス・リーデイング」という読書の講座に通っていた。私の場合は、量の面で相当効果があり、講座後、読む本の量がかなり増えた。ちゃんと測っていないので正確にはわからないが、5倍くらいにはなっ…

蛍光イエローは、アラフィフの証2

もやもや考えていることでも、いったん書いてしまえば忘れてしまうことが多い。ブログを書くくらいだから、それなりに問題意識があり、書くうえでは大なり小なりの知的格闘をしている。それでも、書いたことすら忘れてしまっているネタも多い。出すとスッキ…

バランスシートの「バランス」の意味

ちゃんと学び直そうと思っている「会計」の話。「学び直し」といっても、ちゃんと学んだことなどないのだけれど。 財務三表のひとつに「貸借対照表」がある。通常には「バランスシート(balance sheet)」、もしくは頭文字を取った「ビーエス」と呼ばれるケー…

「ビジネスマンの能力」とは何か

会社を買って経営者になることを考えた場合、自分のどの能力が武器になって、どのあたりがアキレス腱になりうるのか、見込んでおく必要があると思った。 だが、そもそもビジネスマンの能力とはどういうものなのだろう。概念が大きすぎてなかなか掴みきれない…

ユーミンの世界をつくる言葉

ユーミンの詞の分析を試みている(でもまだ分析前だ)。曲ごとに主だった言葉を抜き出して、エクセルで集計する。果てしない作業だが、彼女の歌詞にはどんな言葉が多いのか、まず数量的に集計してみたいと思う。 そもそも、なぜそんなことをおっぱじめたかと…

蛍光イエローは、アラフィフの証

もしアナタがスポーツクラブのようなところで、ウエアや靴に蛍光イエローを見かけたら、それを身に着けている人は9割がた40代後半から50代の男性だ、と断定してしまおう。 蛍光イエローとは、目にあざやかに飛び込んでくる光る黄色だ。阪神タイガースの黄色…

二曲めは『風の谷のナウシカ』

『DANNY BOY』がある程度曲らしくなってきたので、二曲めに臨むことになった。『風の谷のナウシカ』。「オープニング」と表記されているが、メインテーマといえる曲だろう。洞窟の中、天井から雫が静かに落ち続けているような、でもそこには雄大な広がりがあ…

松木安太郎氏のこと

「松木安太郎氏を研究している人」というがいるのを知り、たいへん驚くとともに、この世の豊穣さを思った。松木氏はまったく重要ではないが、ある種、注目に値する人物であることには違いない。このトリビアな感じはステキだ。 サッカーにはそこそこ興味があ…

わたしはピアノ

オッサン初心者がピアノを習い始めるのには、意外なことに、教室選びがハードルであった。 「オッサンお断り」(そうは書いてないけれど)という教室が多いのだ。これだけ子どもが減っている今どき、中高年男子こそ歓迎される客だろうと思っていたが必ずしも…

「律義者の子だくさん」

以前、糸井重里氏が、妙におかしみを感じることわざとしてこれを挙げていた。私も、この味わい深さはかなりグレードの高いものだと思う。 辞書的には「律義者は、品行方正・家内円満なので、自然に子供が多く生まれるということ」ということになるらしいが、…