効率的読書法:先にYouTubeで見取り図を手に入れる
読書に大きな価値を感じているが、一方で、本を読むのがあまり得意でない。
もっとよく読むことはできないだろうかと思い、「速読」の教室に通ったりした。読むことが苦でなくなり、量を読めるようになったが、質という点ではまだ課題が大きいと感じている。
そんな中、意外に読書質を向上するかもしれない方法について、いま試している。それは、その本を読む前に、YouTube動画を利用してあらかじめ「見取り図」を入手してしまうというもの。「見取り図」とは、本の要旨、大きな構造・流れのことである。
ステップで説明すると、
①Youtubeの本のまとめ・解説動画で、要旨や論の大きな流れ・構造を理解する
②見取り図をアタマに置きつつ、それを確認するように読書する
というやり方だ。
話はちょっと飛ぶが、↓は昨日訪れた神代植物園(調布市)の園内マップ。
歩き出す前に園内マップを手に入れておくと、行きたい場所が発見できるし、動いていて迷子にならない。これが全体が見えている効果だ。
本をそのまま読むことの欠点(というか難しさかな)は、いま読んでいるその箇所だけにとらわれがちなことではないか。全体像やゴールが不明確な中で文章に突入していくため、どうしても近視眼的になり、大きな意味が見えなくなってしまう。いま読んでいるエピソードは興味深いが、はて、そもそもなんの話だっけ、となることがよくあるわけだ。
YouTube動画をあらかじめチェックしておくことで、「で、なんだっけ?」をだいぶ減らせるし、記憶の残存効果も違ってくるように思う。
下記に『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー)の解説動画、タイプの違う3本をピックアップしてみた。この読書法、アリかもと思った方は、ぜひちょっと試してみてください。
【サラタメさん】
【編集者 佐渡島チャンネル】