それで、幸せになったのかい?

中高年が幸せになったって、いいじゃないか。そんな中高年の幸せの方法論を探していきます

事業承継の申込金が、返ってきた!2

無事、申込金が戻ってきたのでホッとしてしまい、もうこの件について書く気になれないのだけれど、ガンバって少しは書いておこう。

 

今回のチャレンジの最大の学びは、「重要な局面では、相手の意思決定者と直接でツメるべし」ということだ。

 

売り手にはアドバイザーとして顧問税理士が入っていて、条件の調整などは彼を通しておこなっていた。ビジネスの実務について社長と直接連絡を取ることもあったが、そこでは金銭や条件の話はしないようにと釘を刺されていた。

仲介者を通すのは、初期段階やスムースに進んでいる時は、売り手・買い手ともメリットがある。余計なことや枝葉の話は仲介者が整理してくれて、売り手・買い手は核心に集中できる。ただ、トラブル含みの時は、直接話さないとダメなのだ。

 

今回、交渉の終盤戦で、当初は見込んでいなかったリスクが発覚した。揉めることが予想されたため、私はビビって「直接話をする」と言えなかった。幸運を願い、仲介者頼みにしてしまった。

 

直接、話したとしても決着しなかった可能性も高い。それだけ発覚したリスクは大きかったし、そのリスクを踏まえると互いの希望は大きくかけ離れたことになっていた。ただ、直接話していたとしたら、ここまで後味の悪い感じにはならなかったかもしれないと思うのである。