それで、幸せになったのかい?

中高年が幸せになったって、いいじゃないか。そんな中高年の幸せの方法論を探していきます

PIZZICATO FIVE初心者に贈る2曲

YouTubeを回遊していたら、PIZZICATO FIVEの解散コンサート(ラストライブ)に遭遇した。最後の曲が「マジック・カーペット・ライド」で、思わず涙がこぼれそうになった。

いまにして思えば、ピチカートは不思議な世界観を持つバンドだった。地に足がついている感じがない。ここではない、どこかの国の「おはなし」のような曲をずっと紡いでいたように思う。現実感はないのだけれど、でも「自分の曲」という感じがするんだよなぁ。

素晴らしい曲をたくさん持つバンドだったが、「一般ウケ」というところまでいかなかったのがとても残念だ。ここでは、PIZZICATO FIVEをよく知らないという人のために、2曲選んでみた。この曲で、ピチカートを発見してもらえたら嬉しいなぁ。

 

「陽の当たる大通り」

ピチカートのベストソングだと思う。私がプロレスラーなら、この曲を入場テーマにしたい。この曲が入っている「オーバードーズ」は棺桶に入れてもらう20アルバムのうちの1枚。


PIZZICATO FIVE / 陽の当たる大通り

 

「マジック・カーペット・ライド」

一度聴いて好きになるタイプの曲でないので、ちょっと迷うところ。でも、この味わい深さはなかなかない。ぜひ繰り返し聴いてみてほしい。小西氏が「神様からもらったみたいな、自分の曲とは思えないくらいよくできた曲」と言ったとか。


Magic Carpet Ride